博物館にQRガイドを導入する手順

要点

目的を決め、スポットを選び、モバイル向け内容を作成し、現地でQRコードをテストして改善します。

  • 貸出端末の削減
  • 1つのQRコードでより多くの言語に対応
  • 解説ラベルだけでは足りない場所での解説の充実
博物館にQRガイドを導入する手順

1. デジタルガイドで解決したいことを明確にする

まず、QRガイドを導入する理由を書き出しましょう。季節限定の展示向けの短いインタラクティブガイドと、常設展向けのデジタル音声ガイド、そしてスタッフなしで24時間機能しなければならない屋外ルートとでは、準備の方法が異なります。

2. 本当に解説が必要なスポットを選ぶ

来館者が戸惑いやすい場所や、短い解説ラベルでは足りない場所から始めましょう。内容の薄い40ページより、充実した12スポットの方が効果的です。どのスポットにも、物語、細部、つながり、実用的な道案内といった、それぞれの理由が必要です。

3. 図録向けではなくスマートフォン向けに書く

スマートフォン向けの解説は、短く、構成が明確で、具体的であるべきです。最初の段落では、その展示物の前でもう少し時間をかける価値がある理由を伝えます。図録のような長い文章は、短い導入、印象に残る事実1つ、さらに読みたい人向けの補足に分けると効果的です。

4. 音声、写真、動画が役立つ場面を決める

音声は物語や雰囲気を伝えるのに適しています。写真では、細部や場所のかつての姿を見せられます。動画は、動いている機械、復元、場所の移り変わり、短い手仕事の実演など、説明に本当に役立つ場面で使うと効果的です。

5. QR案内板を来館者の導線の一部として考える

QRコードは、適当な場所に貼ればよいわけではありません。入口では、アプリをインストールせずにスマートフォンでガイドを利用できることを説明します。各スポットでは高さとコントラストをそろえ、「読み取って音声ガイドを聞く」のような明確な呼びかけを添えます。

6. 現地でルートをテストする

公開前に、一般の来館者としてルートを歩いてみましょう。コードの読み取りやすさ、照明、携帯電波、読み込み速度、そしてスタッフの説明がなくても来館者が次の行動を理解できるかを確認します。

7. 統計を確認し、内容を改善する

公開後は、どのスポットが開かれているかを確認します。利用の少ないスポットが、必ずしも悪いわけではありません。案内板を移動する、文章を短くする、導入文を改善するだけで十分な場合もあります。これこそが、印刷された案内板にはないデジタルガイドの強みです。

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